日々の食事で体を整える「薬膳」。
昔は、いかにも薬膳!というイメージが強い食材を用いていました。しかし近年では、ハーブティーやスパイスも、身近な薬膳として注目されています。
今回ご紹介するのは、南アフリカ原産の「ルイボス」。美容や健康に良いと話題ですが、実は薬膳的にもとても優秀な存在なのです。
調理師免許を持つ漢方屋がルイボスの薬膳について解説します。おすすめのレシピもご紹介いたします。
ルイボスとは?
ルイボスは、南アフリカにのみ自生するマメ科の植物。
発酵の有無により「レッドルイボス(発酵あり)」と「グリーンルイボス(非発酵)」の2種類に分かれています。
ルイボスは、クセが少なく、ノンカフェインのため、お子様から高齢の方まで安心して飲めるお茶として年々人気が増しています。
以前は女性に人気だといわれていましたが、近年は男性にも大人気。エソラ漢方薬本舗でも年齢性別問わずご購入いただけています。
薬膳から見たルイボスの効能
ルイボスは、季節や体質を問わず、誰にとっても取り入れやすいのが特長です。
ストレスと不眠にやさしく寄り添う
ルイボスは、心を穏やかにする作用があり、薬膳でいう「心(しん)」の働きを助けるとされます。イライラや不安、不眠が気になる方におすすめです。寝る前の1杯にも。
消化をサポートし、腸を整える
ルイボスには整腸作用があるといわれています。
こんな方におすすめ
ルイボスはこんな方におすすめです。
- カフェインを控えたい方
- 季節の変わり目に体調を崩しやすい方
- ストレスや不安を感じやすい方
- 冷え・むくみ・便秘が気になる方
- 薬膳に興味はあるけれど、日常に取り入れやすい方法を探している方
薬膳的ルイボス活用レシピ
ルイボスはそのまま飲むだけでなく、料理にも応用できます。ここでは、薬膳の考え方を取り入れた簡単レシピを2つご紹介します。
なお、ルイボスの茶葉は煮出しても口に残ります。茶葉ごと食べたい方は、ミルやミキサーで細かくすると気にならなくなりますよ。
ルイボス茶粥
胃腸にやさしい朝にぴったりのレシピです。体を内側から温めたいとき、食欲がないときにもおすすめです。
体調やお好みに合わせて薬味をアレンジしてみてください。
材料(2人分)
- 炊いたごはん…1杯分(約150g)
- ルイボスティー(濃いめに煮出したもの)…400ml
- しょうが(すりおろし)…少々
- 塩…少々
- 白ごま、刻みねぎ…お好みで
作り方
- 鍋にルイボスティーとごはんを入れて中火にかける。
- とろみがついてきたら、しょうがと塩で味を調える。
- 器に盛り、白ごまやねぎをトッピングして完成。
ルイボスとりんごのコンポート
巡りと潤いを助ける、ほんのりルイボス風味のやさしいデザートです。りんごは薬膳で「潤肺(じゅんはい)」作用があり、乾燥対策や喉のケアにもおすすめです。
アレンジでシナモンなどのスパイスを加えても美味しく召し上がれます。しかしルイボスはやさしい風味のため、入れすぎにはご注意ください。
材料(2人分)
- りんご…1個
- ルイボスティー(濃いめ)…200ml
- はちみつ…大さじ1
- レモン汁…小さじ1
作り方
- りんごは皮ごとよく洗い、薄くスライスまたは角切りにする。
- 鍋にルイボスティーとりんごを入れ、弱火で煮る。
- りんごがやわらかくなったら、はちみつとレモン汁を加えてさらに2〜3分煮る。
- 粗熱をとってから冷蔵庫で冷やしても美味しい。
ルイボス豆乳チャイ
ルイボスと豆乳で体を温めるドリンクです。豆乳は「補腎・潤燥」、しょうがやシナモンは「温陽・巡り改善」と、薬膳でも相性の良い組み合わせです。
材料(1人分)
- ルイボスティー(濃いめ)…100ml
- 無調整豆乳…100ml
- シナモンパウダー…少々
- しょうが(すりおろし or チューブ)…少々
- はちみつ…お好みで
作り方
- 鍋にルイボスティーと豆乳を入れて弱火で温める。
- 沸騰直前で火を止め、シナモンとしょうがを加える。
- カップに注ぎ、お好みではちみつを加えて完成。
日々の一杯が「未病」を防ぐ
薬膳の基本は「未病(みびょう)を防ぐ」こと。ルイボスのように、体に負担なく飲めて、じんわりと心身を整えてくれるお茶は、現在の薬膳にぴったりです。
ぜひ日常にルイボスを取り入れてみてください。
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