健康的だといわれる桑の葉茶。具体的にはどのような効能(効果)が期待されているのでしょうか?
桑の葉独自の成分やおすすめの飲み方などまとめてみました!
桑の葉とはどんな植物?
桑の葉茶の原料となる桑の木は、植物分類学上は「マグワ」と呼ばれ、クワ科クワ属の植物です。中国北部から朝鮮半島にかけての原産といわれており、日本には古来に渡来したと考えられています。
絹糸を作るため、カイコの餌としても古くから日本では栽培されていました。
また、江戸時代では、桑の葉を健康のために飲んでいたそうです。今のように普段づかいのお茶としてではなく、漢方的な意味合いをもち、効能に注目されていました。
桑の葉の効果(効能)は?
桑の葉茶は栄養豊富です。タンパク質、カルシウム、マグネシウムや鉄分やビタミンのほか、桑の葉だけに含まれる成分「1-デオキシノジリマイシン(DNJ)」など、さまざまな栄養成分が含まれています。そのため多くの効果があると期待されています。
血糖値抑制
桑の葉だけに含まれる成分「1-デオキシノジリマイシン(DNJ)」は、食後の血糖値上昇を抑制すること、一ヶ月以上の連続摂取でも低血糖を起こさないことが研究で明らかになっています。
糖尿病の予防
「1-デオキシノジリマイシン(DNJ)」は糖の分解を阻害することで、糖の吸収・血糖値の上昇を抑制します。食後の血糖値の急激な上昇は糖尿病の発症や進行に関わることから、糖尿病の予防効果もあると期待されています。
ダイエットや便秘
桑の葉には食物繊維やカリウムが豊富に含まれています。桑の葉の粉末茶が、お湯でも溶けにくく沈殿しやすいのは、食物繊維が沈殿しているためです。
桑の葉に含まれる食物繊維含有量は、ごぼうの8倍、ほうれん草の72倍ともいわれています。食物繊維の種類としては水溶性で、水に溶けることでドロドロのジェル状に変化します。ドロドロになるため、小腸での栄養素の吸収速度を緩やかにする働きがあります。
むくみや高血圧
カリウムは体内細胞の浸透圧を調整し、不要なナトリウム(塩分)や水分を排出する作用があります。むくみは、体内に水分を溜め込むことで起こるため、むくみ防止効果があるといわれています。また、塩分も排出する効果があるので、高血圧の方にもおすすめです。
桑の葉茶を飲むタイミングはいつがいい?
食前もしくは食事中
桑の葉だけに含まれる成分「1-デオキシノジリマイシン(DNJ)」は、上記で記載したとおり、血糖値の上昇をサポートします。そのため、桑の葉茶を飲むタイミングとしては、食前もしくは食事中をおすすめします!
もちろん、健康茶であり、ノンカフェインなため、いつ飲んでも間違いではありません。お好きなタイミングで大丈夫です。
桑の葉茶は粉末がおすすめ!
上記に記載したとおり、桑の葉には栄養がたっぷりと含まれてます。
一般的な茶葉同様、お湯で抽出する方法でも栄養を摂ることはできます。しかし、せっかくの栄養素は残さず摂らないのはもったいないこと。
桑の葉茶の栄養をまるごと摂るためには「粉末タイプ」がおすすめです。
桑の葉茶粉末の味は?
色は青汁や抹茶のように濃い緑色をしていますが、苦みや渋みはありません。
緑茶や抹茶のような甘さをほんのりと感じます。
桑の葉茶粉末なら「ふたば茶」がおすすめ
有機JAS認定(オーガニック)の国産茶葉を100%と使用(滋賀県産)。
さらに「胃酸に強く腸まで届く」乳酸菌EC-12AFと、普段の食事から摂取しにくく、熱に強い葉酸(モノグルタミン酸型)を配合しています。